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税金情報&お知らせ
【オススメの本】お金の流れが一目でわかる! 超★ドンブリ経営のすすめ/和仁 達也
世の中には会計・税金本は多数出版されています。
しかし、税理士などの専門家が書いた本は面白くない!
書いてない僕が言うのもなんですが・・・。
そのなかで、僕がオススメする、実務に役立つ会計・税金本をご紹介します。
現場の経営者が書かれた会計本の方が、リアリティがあり役に立ちます。
会計や税金の知識は一朝一夕には身につきませんのでじっくりお読み下さい。
★お金の流れが一目でわかる! 超★ドンブリ経営のすすめ – 和仁 達也
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和仁さんは、経営コンサルで有名ですね。
このドンブリ勘定のストラック図は、経営の数字を分かりやすく、図解で理解できます。
皆さんもご自身の経営の数値を当てはめて計算して下さい。
そうすれば、ここの数字が上がれば、ここも上がり、そしたら利益はどのようになる、など数字の流れが目に見えますので、おすすめです。
僕自身は、この流れが頭の中で瞬時に理解できますので、特段図に書く必要はないんです(*^^)v
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<目次>
プロローグ 決算書なんて読めなくていいんです!
第1章 たった1枚の図で、お金の流れのすべてがわかる!
第2章 この3つのモノサシがあれば、利益倍増も夢じゃない!
第3章 10分でできる!あと100万円利益が残る売上目標の立て方
第4章 5%の値上げで利益は何倍?儲けの仕組みがわかる5つのクイズ
第5章 会社の実態は図で考えればよくわかる!
第6章 社長と社員の危機感のズレを埋めて夢に向かって走り出すには?
エピローグ ビジョンの実現に向けて踏み出そう
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1.決算書や数字が正確に読めることと、正しい経営判断ができる事は別の能力です。
▼このことは本当です(*^_^*)
決算書が読める税理士が経営が上手かというと、全くそうではありません。
逆に下手な人の方が多いと思います。
しかし、経営判断には決算書などの数字の部分は欠かせませんので、ぜひ決算書を読むとかではなく、「会社の儲けの数字」に強くなるようにしましょう!
2.お化けと同じで、私たちは正体が見えないものに恐怖感を覚えるものです。お金に対する恐怖感と言うのは、私たちが暗闇の中で正体が見えないお化けに怯える感情に似ているのです。
▼人間は知らないものは怖いです。
お金や決算書もその一つになるのでしょう。
儲けの数字であれば、こうなったらこうなる、という感覚が分かりますので、経営判断がやりやすくなります。
だから、知らないと言って逃げるのではなく、眼を見開いて見れば、大して怖いものではないのです。
3.数字に対する判断基準を持つことが必要です。
▼数字は『判断基準』として使うにはすごい有効です。
なぜかというと、100万円は誰にとっても100万円であって、500万円でも、10万円でもないからです。
誰でもその数字は絶対的なものなので、判断基準としてはスタッフさんにも伝えやすいでしょう。
ただ、スタッフさんに話をする場合には、生活数値に落として説明する方が理解しやすいでしょう。
「100万円」という数字は生活の中では、ほとんど出てくることのない金額です。
だから、それを1日当たり、1時間当たり、一つ当たり、1回当たりなどに分解して、数千円から1万円単位の数字で説明する方が理解しやすいです。
4.ビジョンをはっきりすると、それを実現させるために具体的にいくらのお金が必要なのか、それをいつまでに稼ぐ必要があるのか、そしてどんな行動起こす必要があるのかが見えてきます。
▼“ビジョン”などのカタカナ言葉は嫌いですが、いくら、いつ、行動と言うのは経営において非常に大事なことです。
これが決まらないから、行動出来ないのです。
例えば、生活費が50万円毎月必要であれば、それに合わせた働き方の行動を取ります。
100万円であれば、その行動は変わってくるでしょう。
なんだかんだ言って、資本主義の世の中なので、目標はお金に換算することが可能です。
その金額を明確にすれば、自ずと行動するようになるでしょう!
僕の現時点の目標は、家計の生活費50万円(奥さんの小遣い20万円含む)、僕の小遣い30万円、将来の投資資金20万円の合計月額100万円(手取り)が目標値となっています(*^_^*)
可処分所得が決まることで、利益や売上がどれくらい必要か分かってきます。
そうすると、自ずと働き方も決まってきますので、楽だと思います。
5.お金の流れのすべてをつかむ3つの重要な鍵・はじめに全体像を知る・入りと出のつながりとバランスを知る・アバウトに知る
▼この3つは重要ですね。
大事なポイントだけを知れば、その動きを見ていると経営の数値はある程度つかめます。
また、その流れを毎月見ていけば、異常値が出てくることがありますので、その時には細かく見ていけばよいでしょう。
アバウトと細かさのバランスです!
6.P54のストラック図の書き方
⇒この図の仕組は理解しましょう!
詳細は書籍をご確認下さい。
7.粗利は、売上以上に重要な数値です。
▼これは言えてますね。
社長は「売上至上主義」になり、売上の額自体を上げよう、上げようと意気込みますが、それ以上に大切なのは粗利の管理です。
粗利とは、売上から変動費を差し引いた金額のことです。
変動費は、売上に応じて変動する原価的なものですね。
要するに、粗利は会社の経費と利益をまかなう源泉なのです。
値引きや安売りをして、売上をドンドン上げても、この粗利額が全く上がらなければ、会社の成長はありません。
例えば、売上10億円の会社で粗利が1億円の会社と、売上が3億円で粗利が3億円の会社はどちらの会社が良いでしょうか?
見栄えは、前者の売上10億円の会社が良いように見えますが、粗利で比べると1億<3億なので、後者の会社の方が大きいです。
僕だったら、後者の会社を経営したいですね!
8.個人事業の代表者の給与は、可処分所得として利益に含めて表示します。
▼可処分所得とは、『労働の対価として得た給与やボーナスなどの個人所得から、支払い義務のある税金や社会保険料などを差し引いた、残りの手取り収入のこと。個人が自由に使用できる所得の総額。個人の購買力を測る際には、一つの目安。』という意味です。
要するに、税引き手取りということです。
僕は、この可処分所得をいかに高くできるかを、いつも考えています。
極端な例を言えば、売上なんてどうでもいいんです。
可処分所得が毎年上がるように、ビジネスを設計しています。
それに、可処分「時間」ですね。
この可処分所得と時間をいかに高くできるか?
それが個人の幸せを高くすることが出来るのではないでしょうか。
バランスが悪い人が多いですもんね。
働き過ぎて所得はあるが、時間が無い人。
働きが悪く時間があるが、所得が無い人。
どちらもある意味不幸せではないでしょうか?!
9.減価償却費の繰戻しをして、税引き後利益に加える必要がある。
▼ここの説明はややこしいですよね。
経費の中に一つだけ特殊な経費があります。それが減価償却費です。
これは唯一「お金が出て行かない経費」なんです。
だから、税引き後利益に減価償却費をプラスさせることで、会社のアバウトなキャッシュフローがつかめます。
例えば以下の数字の会社があったとしましょう。
売上100
経費 80(うち減価償却費 10)
利益 20
税金 5
税引き後利益 15
ということは、税引き後利益15+減価償却費10=25のキャッシュフローがあるということです。
25が、税金を払った後に会社に残るであろうお金のことです。
ここから、借入金を返済しますので、銀行はざっくりとこの計算で返済額を計算することが多いですね。
10.業務を外注する分、空いた時間と人手を自社の強みに集中させて、より多くの粗利を生み出そう。
▼外注して「自分の時間を作る」というのは非常に大事な考えです。
僕自身もまだまだ自分でやっているものが多々ありますので、もっと外に外注しなくていはいけません。
卑近な例で、助かっている外注といえば電話受付でしょう。
税理士事務所として固定電話は登録しなければいけませんし、税務署関係から電話があるかも知れませんから、嫌ですけど固定電話は必要になります。
起業当初は、事務所の固定電話を携帯に転送していましたが、営業電話も多く、電話のストレスが溜まっていました。
それを、外部の電話受付に変えてから、すごい気分が楽になりました(*^_^*)
必要最低限なことは聞いてくれて、ボイスメールで送ってくれますし、営業電話は一切こちらに回ってきません。
そうすると、自分の時間が空くので、自分がすべき仕事に集中できます。
電話の対応の時間って、結構ムダな事が多いですかね。
11.粗利や粗利率に意識を向ける狙いの一つは、スタッフに「自分たちがどれだけ会社に貢献しているか」をきちんと認識させるためです。
▼数字は嘘をつきません。
また共通言語でもあるため、数字で話をするのは大切なことです。
スタッフに「もう少し売上を上げて、がんばろう!」と言っても、何も伝わりません(笑)
だから、「今月は売上○○万円目指して、がんばろう!」と言ったほうがスタッフさんは理解できます。
スタッフとは数字で話す習慣をつけましょう!
12.利益に及ぼす影響を考えずに、安易に価格設定をしていないだろうか?その商品やサービスの粗利率をチェックしておこう。
▼価格設定は、会社の運命を決めます。
毎度書いていますが、安く売るのは小学生でもできるんです!
だから、いかに高く売るかを経営者は考えなければいけません。
それが、経営者の仕事だと考えいてます。
周りが安いから、それに合わせて安くすると、全く儲からないビジネスになります。
だから、まず高く売って、それから試行錯誤しながら商品やサービスを考えれば良いのです。
13.生産性とは、「どれだけの投入に対して、どれだけの成果を上げたか?」の効率のことです。生産性=成果(粗利・利益など)÷投入(人手・時間・資金など)
▼僕は生産性をすごい気にします(*^_^*)
時間とお金をどれだけかけて、どれだけの成果が出るのか?
しかし、周りを見渡すと結構考えていない人が多いようです。
10の投入で100の成果が出るものと、50の投入で80の成果が出る商品があるのに、みなさん後者の方の仕事を積極的に売ろうとします。
僕らの業界で言えば、記帳代行サービスなどがそうでしょう。
記帳代行は、お客さんに対する成果はほぼゼロに等しいのに、投入は時間と人手がすごいかかります。
それなのに、それを価値として売っている税理士はたくさんいます。
以前税理士さんから聞いた話で、「記帳代行を辞めて会社に自計化を進めたら、その後契約を断れたので、記帳代行サービスは辞めたくない」と言ってました(笑)
考え方が違うと面白いですね(*^_^*)
自計化したから断れたのではなく、あなたのサービスが悪かったから断れたのだと思うんですがね…..
もっと僕の仕事も「成果」に焦点を当てたいと思います。
14.社長の報酬の4分の1から3分の1程度を、万が一の時の事業貸付用に貯蓄しておくことをオススメします。
▼これは必須ですね。
儲かって、社長の給与が増えたからと言って、それを使い切るのは辞めましょう。
僕は『事業用裏金』と呼んでいます(笑)
社長個人の預金、保険の契約者貸付、セーフティー共済、小規模企業共済の貸付など、帳簿に載っていないお金(資産)の管理は大切です。
節税しながら、こういった簿外資産を増やすことは非常事態に必ず役立ちます!
あとは、日々の精神的な負担がかなり減りますね。
銀行との付き合いも、万が一の事業用資金でもありますので、ぜひそちらも実行して下さい。
15.借金の上限を、年間粗利の80%以下に抑えることを目指して下さい。
▼「いくら借金してよいか?」という質問は難しい質問ですが、借金を怖がる必要は無いと思います。
震災など突発的な事故があれば、お金がある会社しか生き残れません。
だから、銀行ともキチンとお付き合いし、すぐに借入できる体制をとっておくのが良い経営だと考えています。
銀行がお金を貸すということは、その会社やビジネス、はたまた社長個人に信頼があるということです。
中小企業の成長は、借入金無しではあり得ません。
銀行との付き合いを戦略的に作っていくのも、経営者の仕事の一つです!
16.P153の10分で必達売上目標の目安を算出する7ステップ
▼この計算式は、最低限の売上目標を決めるときに有利です。
詳細は本書をお読み下さい。
17.労働分配率をキチンと決めた上で売上アップを実現できた場合、スタッフにもちゃんと報酬を還元した上に、会社としても相応の利益がもたらされるのです。
▼会社の労働分配率を50%と決めたとしましょう。
過去が100の粗利であれば、50の人件費を払っていることになります。
そして、翌年に粗利が150になった場合には、人件費の予算(労働分配率)は50%の75になります。
そうすると、25はスタッフさんの給与が増えると理解できますので、モチベーションが上がります!
また、会社も50-25=25の粗利はアップしますので、どちらとも嬉しいということです(^^♪
18.社長と社員の危機感のズレ
▼これは仕方ありません(笑)
社長は借入の保証人になり自己責任でやっていますが、社員はそれがありませんので。
しかし、数字を使ってスタッフさんと現状をしっかり認識し、どこに向かっていくのか?を話すことは出来るはずです。
数字などをオープンにしないで、モチベーションを上げようとすることが間違っています。
会社には、きちんとした利益が必要だ、ということをスタッフさんが理解すれば、自ずと動くはずです。
19.安心感と緊張感の両立
▼数字をオープンにすると、不安がられるのではないか?という質問を受けます。
しかし、オープンにしない方が、会社の将来は大丈夫なのか?と疑問を持つでしょう。
人間知らないことほど、不安になりますからね。
だから、数字をオープンにして安心感と緊張感の両立は大切です。
20.会社の数字は分析するためにみるのではありません。ビジョンに向けて行動を起こすモチベーションを引き出すために見るのです。
▼人間って、怠惰な生き物です(笑)
やりたいことがあるのに、怖くて行動できないことが多々あります。
その行動を起こすモチベーションが、“数字”を使うことは非常に有効でしょう。
自己啓発本の言葉でモチベーションは上がりすが、それは一過性に過ぎません。
上がったつもりになっています。
だから、現実=数字を見て、しっかり計画を立てて、経営していくことが必要なんです!
★お金の流れが一目でわかる! 超★ドンブリ経営のすすめ – 和仁 達也
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